resonance music

いましていること

bar buenos aires  -Otono- ~秋~ を2021年11月12日(金)にリリースしました。

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bar buenos airesの新作のテーマは”オトーニョ”〈秋〉。夜更けに響く静かなピアノの音色に耳を傾け、透明感のあるピアノ作品を集めました。イタリアからスペイン、ポルトガルなどの南ヨーロッパを回り、ブラジル、ヴェネズエラ、アルゼンチンなどのラテン・アメリカを巡るピアノの旅。繊細さと情熱とを併せ持つ南欧や南米のピアニストの密やかな躍動感のある作品が並びます。洗練されたソロ・ピアノを始め、研ぎ澄まされた音色のギターやヴィブラフォンとのデュオ、澄んだ音色に美が宿るピアノ・トリオ、そしてたおやかなホーンとピアノの共演まで全13曲。ピアノ主体のインストゥルメンタル作品を全編に収め、bar buenos aires が描く美しい音の世界が広がります。

bar buenos aires -Otono-
バー・ブエノスアイレス  ~秋~

Release Date : 2021.11.12
price:2,860円(本体2,600円+消費税) RCIP-0325
紙ジャケット+8ページブックレット

《Track List》
 01. B.E. / Antonio Faraò
 02. Love Is A Losing Game / Stéphane San Juan & Sambacool
 03. Simplicity / Edward Simon
 04. Piano / Rodrigo Bragança – Benjamin Taubkin
 05. Frank Among The Stars / Daniele di Bonaventura
 06. Outubro / Antonio Adolfo
 07. Varazdin’s Landscape / João Barradas
 08. Four Tones Tune / Mauro Grossi & Andrea Dulbecco Duo
 09. Velvet Gloves & Spit / Michael Wollny
 10. Cuando Se Detiene El Tiempo / Lucas Delgado
 11. Grace #7 / Carsten Dahl
 12. Rue De Lourmel / Mas Trio
 13. Prima Donna / Fernando Otero

bar buenos airesのピアノの音を象徴するイタリアのアントニオ・ファラオによる透明感のあるピアノのワルツでアルバムは静かに幕を開けます。ラテン音楽を愛するステファン・サンフアンがブラジルのピアニスト、ヴィトール・ゴンサルヴェスとともにエイミー・ワインハウスの歌「Love Ia A Losing Game」をシックにカヴァー。ヴェネズエラ出身のエドワード・サイモンは寝静まった夜更けの街灯りの揺らめきのように穏やかな音を鳴らします。ブラジルはサンパウロのベンジャミン・タウブキンやリオデジャネイロのアントニオ・アドルフォのエレガントな表現。さらにポルトガルのジャズ・アコーディオン奏者ジョアン・バラダスによるエレクトリック・インストゥルメンツとピアノの共鳴や、イタリアのマウロ・グロッシのピアノがアンドレア・ダルベッコのヴィブラフォンと重なり合う幻想的なアンサンブルなど、ピアノとのデュオのシンプルな音の響きが際立ちます。そしてエンディングは、アルゼンチンのフェルナンド・オテロによる母の面影を辿るように果てしない優しさを描いた「プリマドンナ」で幕を下ろします。

ジャケット・デザインには、これまでの四季シリース、”プリマヴェーラ〈春〉、”ヴェラーノ”〈夏〉に続き、日本人抽象画家の宮本廣志氏のペインティングがあしらわれ、秋の色彩を伝えてくれます。内ジャケットの写真は、カルロス・アギーレの作品です。
※企画監修と選曲に吉本宏(resonance music / bar buenos aires )が携わりました。

bar buenos airesのコンピレイション・シリーズは『カルロス・アギーレに捧ぐ』(2011)、『風、光、水』(2012)、『星の輝き』(2013)、『ソワレ』(2014)、『フロール』(2016)、『地中海と室内楽』(2017)、『プリマヴェーラ -春-』(2019)『ヴェラーノ -夏-』(2020)とリリースを重ね、今回が9作目となります。

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